かのうとおっさん『煩悩がやってくる』

＠HEPホール

くだらないテーマで、深層心理まで攻めて、前向きな気持ちにさせるのはお見事。

本若×ZTON『風ヤミの国』

＠伊丹アイホール

３劇団のカラーが出つつ、それを１つにまとめた演出の力。

おぼんろ『ヴルルの島』

＠ラゾーナ川崎プラザソル

登場人物たちの感情についていけない。
主人公は、そこまでして「生きたい」理由が理解できない。
その他の役も命をかけてまで、生きている理由がわからない。

各シーンごとには、いい演技が見られたが、
全体をつなげるとおもしろく無い。
おぼんろの苦しさはなく、まとめただけな印象

iPpei『メガネニカナウ２』

＠インディペンデントシアター1st

3チームが シャッフル上演される企画です。

Aチームの福谷圭佑の集会には、相変わらずもてあそばれて、
Bチームの石井テル子のファンタジー組には、ほろ苦さと前を向くことを一緒に全力疾走して、
Cチームの二朗松田の収穫祭には、ニヤニヤを止められない仕掛けで、
ご飯をお代りするのを読まれていた位に 良い感じにお腹が満たされました。

山本香織さんはMCというか おまけステージも付いてきます。

小劇場感で攻め立てた感じがたまならなく好きな舞台です！
あ! あと オープニング曲が たまらなく たまりません！

ブラック★タイツ『ファウストの檻』

＠インディペンデントシアター2nd

ストーリーについていけないままの終演。
難しく考えず、感じて観る芝居なのだと思う。

引きこまれる熱量に
盛り上がっていく殺陣に、
イメージの中で楽しむ舞台でした。

演劇集団キャラメルボックス『嵐になるまで待って』

＠サンケイホールブリーゼ

5回目の上演。
ストーリーのテンポの良さはさすが。
それを役者もどうつないだらいいかも理解している様子。

再演だと初演と比較されるけれど、
役者にすると何パターンも考え方に触れられて、
どうだしていくのがいいか、熟していくものかとおもった。

悪い芝居『春よ行くな、』

＠京都芸術センター

昼公演と夜公演の　２回　観劇。

講堂公演で、光りが違うので、照明プランは２種類。
見え方の違いが面白かった。

相変わらず、
重たいけど真剣。
狂っているけどピュア。

演劇でしかできないこと、
生の空間でしか味わえないこと、
自分自身に問いかけていること、
観るのに体力をかなり消耗すること、
気持ちをストレートに表現した身体動作。

悪い芝居。

壱劇屋『シャドー・トラフィック』

＠ABCホール

パフォーマンスを見る舞台。
ストーリーはおまけ。

壱劇屋の存在意義を提示した公演。

3-Wayラインアレイモジュールスピーカー
ムービング１２台を使いこなすパフォーマーンス。

匿名劇壇『戸惑えよ』

＠アートグラウンドcocoromi

演劇が好きすぎて嫌いになっている演出家の気持ちが漂う。

演劇でしかできないことを、観せてくれる。
理解はお客さんがして！　な感じが心地よい。

ラストシーンの泣きは、
佐々木くんが泣いたら、次は吉本さん。
泣こうと思って、芝居ではなく泣くことに集中している感じ。
けど、高校演劇の発表の体なら回収できる。

そもそも、全員泣くって、演出つけた福谷くんは、クレイジーだ。
それをやってのける、役者全員。
さらりと、シンプルに、実力を魅せるあたり大人。

だけど、みんな泣いたのはナゼだろう。
演劇の神様的な何かが下りて来たのだろうか。

『劇団対抗コントバトル～ゲキバト!!＃4～』

＠LOFT PROJECT SCHEDULE

役者と芸人の境界線を感じる企画

【出演】

＜バトル参加＞
関西で活躍する人気劇団４組。

★劇団Patch（中山義紘/村川勁剛/吉本考志/山田知弘/有馬純/納谷健/尾形大悟/藤戸佑飛/田中亨）
★アマサヒカエメ（箱田貴大/山咲和也）
★男はくさいよ（内木場圭佑/モリオ）
★四方香菜×塩尻綾香

＜ＭＣ＞
佐藤太一郎（吉本新喜劇）