『バンクに賭けた青春』 [自転車]
土曜の昼に日テレで放送された、
競輪学校のドキュメンタリー番組です。
競輪学校は、私が高校2年生からの6年間目指し続けて、
入学できなかった学校です。私が実現することができなかった
コトを、成し遂げた人たちがいる学校の様子です。
それぞれ覚悟と決断をして生きている姿を見ると、
自分もしっかりしなければ、と顧みるものです。
映像の中には、順大自転車部や南関出身者など、
知ってる連中がチラホラ。やっぱり「うらやましい」と思ってしまいます。
今週末、秋田・八郎潟で行われたチームロードT.T.で、
順大自転車部が入賞して「ツール・ド・北海道」の参加資格を得ました。
たまらなく嬉しいです。自分が学生の時は、その予選会への
出場資格もなく、夢の夢のレースだったのですから。
八郎潟で思い出したのですが、
あの景色は日本に居ながらにしてのアフリカを体験できる場所です。
どこまで走っても景色が変わらないんですよ。クルマでコンビニまで30分だったり。
また、陸上の日本選手権も最終日。でした。
YAHATAは2位。NOGUCHIは3位。HORIEは8位。
今夏へのステップを叶えられる数字ではありませんでしたが、
国内のトップアスリートには違いありません。
私はそんなレベルの選手ではなかったので判りませんが。
あと1人抜けば日本チャンピオンになれる選手が、
そのあと1人を追い抜く気力を燃やし続けるのは、相当なものなのでしょう。
それは100番目から10番以内に入ることより難しいことだと思います。
『バンクに賭ける青春』
競輪学校入学式で、代表挨拶をしていたのはアテネ五輪400Hの吉澤さん。
「為末くんに勝てる気がしなかった」とは陸上専門誌への競技転向のコメント。
周りから羨望される結果をだしても、基準はやはり自分自身だからな。
100番目にいる人よりも、2番目にいる人の方が、命を燃やしてきたのだろうし。
憧れは憧れのままだから、良いのかもしれないな。
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